大阪市より修理依頼の時代箪笥の本体側板の虫食い、割れ修理をして前面の胴縁の虫食いかけを切り取り新しい板を貼りました。乾いたら改めて二重手間になりますが新しい板を貼ることになります。
香川県より修理依頼の間箪笥の引出前面に貼ってある単板がラワン材で偽造柾目を取ると平凡な板になる為、箪笥の分を下げない作業を考えなければならなくなりました。箪笥を作る技術は素晴らしいのですが材料使いが不思議のため桐の持ち合わせがなかったか資金不足が考えれます。
側板、胴縁の虫食いを取り除き新しい板を貼り付けました。
引出、引戸、戸板の塗膜を洗い取りラワンが出てきました。
引出前面の塗膜をスチィーム洗浄をして塗膜を浮かせます。
スチィーム洗浄をした前面を洗い乾燥を待ちます。